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Column コラム

何故、いま補聴器の取り扱いをスタートしたのか。第三章

 これまで20年近く使用して、4台ほど更新・購入してきました。その最中には片方を紛失し、なくなく片方のみ購入というときもあり、補聴器とはつまり「紛失との戦い」でもありました。最終的にはIDカードのように首から紐を吊るし、そこに補聴器の入る柔らかいケースをぶら下げることで紛失予防へ相当に貢献できることになります。ご存知かと思いますが、今やJRの落とし物の中でワイヤレスイヤホンの紛失が急増しており増加の一途となっています。そうです、こうした小さいもの、やはりどうしようもなく紛失しやすいのです!

 こうして補聴器と共に仕事をしていく中で、もっと補聴器を身近に取り扱いできるようになれば自分自身もより詳しくなり、QOL(クォリティオブライフ)を向上させていくことができるようになるのではないか。そして、それは最終的に同じく困っている方にフィードバック、良い形での提供をコミットできるようになるのではないかと思い至るようになりました。潜在的に困っている人の多い領域だと認識しており、これに対して補聴器は思いのほか高額であり即座の導入が難しいものでもあります。可能であるならばこれをクリアし、早期の導入ができるようになればもっと社会は豊かになるのではないかと考えています。

 上記の想いを胸に補聴器販売を目指すこと10年近くかけ、ようやく管理医療機器の販売許可を獲得することができ、スタートに立つことができるようになったのです。

今後は「認定補聴器技能者」の資格獲得を目指し、技術的にもしっかりとサポートできるようにしていきたいと思っています。現在資格取得するため第1期を受講しており、取得するためには最短でも4年必要となります。生半可な気持ちではできないものだと思いつつ、最近ではオンラインによる受講が普及しており、自分の時間を調整しながら勉学に望むことができるようになっています。それでも対面のスクーリングがあるのでそれには出向く必要があります。

 しっかりと成長し、ニーズにお応えできるようにしていきます。

 今後とも、よろしくお願い致します。